そこへ行きたい

Category : ポーランド

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2009.11.05[木] ポーランド、クラクフへ

寒い!

クラクフに着いたときは夜だったが、
バックパックとデイパックでサンドイッチされていて、
寒さがよくわからなかった。

翌日に外へ出ると、快晴だったがとにかく寒い!
自分はいつものことだが何も考えないで
こんな時に限って暖かいフリースを洗濯してしまったのである。

まずはポーランド料理で腹ごしらえ。
AAresize0876.jpg
ポーランド料理を聞いてそれを注文した。
名前は知らない。
手前のはキャベツに飯が包んであり、
マッシュルームソース。
奥のは野菜とソーセージなどの肉類の酸っぱいシチュー。
両者とも初めて食べる不思議な味だが、
なかなかおいしかった。
結構雰囲気のある店だが一品600~700円とリーズナブル。


ガタガタと震えながら町を散歩。
公園を通って町の中心へ向かう。
Aresize0877.jpg
紅葉した葉はほとんど落ちてしまい、
公園中が黄色のじゅうたん。
もう冬が始まろうとしている。
そりゃ寒いよ。

ハトの群れを見つけたので、
ちょっといたずら、ではなく、
動物行動学の実験をしてみる。

地図コーン状に丸め、そこにあたかもマメがあるように
手を突っ込み、マメを撒くようなジェスチャーをする。
Bresize0881.jpg
「マメでぃ!マメでぃ!!」
頭をすばやく前後させながら
凄い勢いでハトが寄ってきた。

ゴメンよ。
今度は本当にうまいマメ買ってくるからな。

Cresize0882.jpg
町の中心の広場。
Dresize0883.jpg
観光用の馬車。
Fresize0875.jpg
ここにもハトがやたらたくさんいる。
そしてやたらヒトに慣れている。

まだ宿を出て数時間だが、
寒さに弱いもなかがギブアップしたので宿に帰る。

明日はアウシュビッツ収容所の見学。
寒さ対策をしっかりしなくては。

その記事はまたUPしまーす。

****************** 旅 情 報 **********************

●交通

プラハ→クラクフ

鉄道 
14:09発21:46着(所要時間7時間37分)

500CZK/1人(≒2500円)

下記サイトにて予約。
http://www.cd.cz/static/eng/

夜行は高いし治安が良くないらしいし、
バスはあったがなぜか列車より高い。
窓際のテーブルのある席を指定したし、
座席は広くてきれいで快適だった。


●宿泊

クラクフ

Zodiakus Hostel

住所 : ul. Augusia?ska 4, Krakow, Poland, 31-064, Poland
TEL : +48 12 431 16 76

10ベッドドミトリー、トイレバス共同、キッチン、Wifiフリー
朝食付き

21PLN/1人(≒650円)

おすすめ度★★★☆☆

部屋は3部屋しかなく、かなりこじんまりした宿。
共同スペースでは欧米人がいつもたむろっている。
夜に「みんなウォッカの時間だよー!」
と宿の人がウォッカを配ってくれる。
ホテルブッカーズの評価が良いのはそういうところだろう。
欧米人はみんなでワイワイを宿に求める傾向にあるらしい。
確かに交流は楽しいが、ほっと落ち着ける感じではないので
評価が分かれるところ。
宿のスタッフはかなり感じが良く親切に対応してくれる。
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2009.11.06[金] アウシュビッツ

アウシュビッツ、ビルケナウ強制収容所へ行った。
一部残っている収容所の施設が今は博物館となっているのだ。
例によって自分はこういうことに関しては本当に無知なので、
強制収容所はドイツにあるものだとばかり思っていた。

強制収容所はクラクフからバスで1時間30分、
オシフィエンチム市にある。

到着するが入り口付近のすごい人、
そのほとんどが修学旅行らしい若い学生。
Aresize0890.jpg
まずはゲート。
「働けば自由になる。」と書いてある。


博物館に入っても人垣で展示物が見づらく
ギャーギャーと話し声がうるさいので、
先にビルケナウ強制収容所へ行くことにした。

アウシュツビッツから無料のバスで数分で着く。
ここは収容者増加のため、
アウシュビッツ収容所の後に作られた広大な収容所。
BAresize0886.jpg
列車のレールがそのまま敷地内へと入っている。
ヨーロッパ各国からのユダヤ人をはじめとする収容者たちは、
列車でそのまま施設に運ばれていたのだ。
Bresize0888.jpg
高圧電流の流れていた有刺鉄線が敷地を囲み、
その外側には100mほどおきに監視塔のようなものがある。
その当時から60年以上経った今でも、
敷地内にいるだけで威圧感を感じた。
Cresize0885.jpg
収容者達の宿舎。
建物は隙間だらけで冷たい風が吹き抜ける。
しかし今はまだ11月初め。本当に寒くなるのはこれからだ。
三段ベッドにマットレスでなくワラがひかれていたそうだ。
まともな食事を与えられず、毎日重労働、
そして寝床の劣悪な環境。
これでは生きているほうが不思議だ。

同じ宿のメキシコ人が、
「まるでケンタッキーのブロイラーのような扱いだ。」
なんて言っていた。
しかしブロイラーの方が餌を十分に与えられるだけましかもしれない。
何の罪も犯していない同じ人間に対しての扱いとは思えない。
Dresize0889.jpg
ここはガス室があった跡。
労働力にならないと判断された子供、女性、老人などが大量に虐殺された。
裸にされ、ガス室へ強引に誘導される収容者の写真があった。
まともに見られない。

そして奥の広場では死体が焼かれていたそうだ。
死体をゴミのように扱っている写真がある。
あまりに卑劣だ。

そして敷地の一番奥の建物。
ここは収容者がまず連れてこられるところ。
消毒され、所持品をすべて没収される。
Eresize0887.jpg
おそらく没収された所持品の写真だろう。
強制収容所での犠牲者は数十万人とも数百万人とも言われる。
数字で言われてもなかなか実感として湧かない。

しかし、これらの写真を見て胸が張り裂けそうになった。

収容者の大切な思い出なのだろう。
スキーをしている写真、
楽しそうなパーティーの一場面、
家族との写真。

その個々の幸せで素晴らしい人生が、
ナチスの馬鹿げた思想によって消されてしまったのだ。
本当にやりきれない。
怒りが込み上げてくる。



再びアウシュビッツに戻る。
先ほどあれだけいた人がほとんどいなくなっていた。
建物の中は薄暗く、2人でいても心細い。

展示によるとこの政策に対して反対運動をした人も多くいたようだ。
しかし、それらの人々は捕らえれ、見せしめに処刑された。
収容所でも同じで、脱走を図った者、反抗した者は
収容者達の前で厳しい体罰や処刑をされた。
そうやって収容者や市民を
精神的にコントロールしていったのだろう。

ここを訪れる前に下調べをしている時、
印象に残る報告があった。

この収容所で最後まで生き残ったほんのわずかな人達。
その人達はどんな人間だったのかを心理学者が調べたことがあるらしい。

どんな状況でも夕日など美しいものに感動できる人、
自分が自由になったらこんなことをするんだ!と夢を持ち続けた人、
病人や子供などの弱者に自分の食事を分け与えるなど思いやりのある人。

こんな人たちが生き残ったそうだ。


気がつくともうあたりは薄暗くなっていた。
日の入りが早いというのもあるが。

まだ全ての展示を見ていない。
今日は頑張って早起き、9時過ぎにはバスに乗ったのに....
ここをじっくり見ようと思ったら1日じゃ足りない。

いろいろと考えさせられた。
そして、なぜこのような過ちが起こってしまったのか。
その背景をもっと知りたいと思った。

一日中歩き回り疲れた。
帰りのバスでは2人とも爆睡。
明日はゆっくりしよう。

2009.11.10[火] ポーランド飯!

ポーランドでの嬉しい誤算。
それはご飯が安くておいしいということだ。
ポーランドのご飯は全ておいしいとは言い切れないが、
少なくともクラクフで行ったレストランは2つとも当たり。
resize0894.jpg
ここは宿の人におすすめを教えてもらって行ったところ。
いつも地元民で賑わっている。

手前は豚肉のフライ、奥はピエロギ。
豚肉はとても柔らかく脂身は少ないが豚の旨味がよくわかる。
付け合せのサワークラフトの酸味が肉とよく合う。
サワークラフトは酸っぱいキャベツの煮物的な付け合せ。

ピエロギは皮の分厚い餃子のようなもの。
ポーランドの代表料理。
肉汁がたまらない。

しかもこのレストランの一番高いメニューでも430円ほど。
だいたい300円台で食べられる。

考えもしなかったけど、
ポーランドごはんを食べ歩く旅も面白そうだ。

観光はアウシュビッツ以外あまりしなかった。
唯一行ったのは美術館。

ここは日本大好きなあるポーランド人が収集したコレクション。
北斎や歌麿の日本画中心に展示してある。

カフェでは日本人がポーランド人に日本語のレッスンをしていた。
ポーランドでは日本語がブームだとか。
これだけ多くの人が日本に興味を持ってくれていることはとても嬉しい。

美術館を出たのは5時頃だが、もう真っ暗。
日の入りが早い。
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闇夜に浮かぶバベル城は綺麗だ。
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観光用?のバルーンが怪しくビスワ川に浮かぶ。


クラクフはは思いのほか物価が安かった。
食費、宿泊費すべて入れても1人1日1800円也。

もっと滞在して毎日お気に入りのレストランに通いたい!
そんな気持ちをグッとこらえて、ハンガリーはブタペストに移動。
シェンゲン協定によりEU内には半年で合計90日しかいられない。
思ったよりヨーロッパで長居している。
早く脱出しなければ!

プロフィール

ガク&もなか

Author:ガク&もなか
屋久島での島暮らしは最高だったが(島暮らし~漁師風~)二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国。現在、再び屋久島で生活を始めるためにガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行中。

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