そこへ行きたい

Category : チリ 2回目

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2010.04.11[日] 魚介類天国プエルトモン

バリローチェからチリのプエルトモンへ。
チリへ入るときの荷物検査は相変わらず厳しい。
特に食品。
国境には麻薬探知犬ならず、食品探知犬がいる。
働く犬はビシッと教育されているのが相場だが、
こいつは1人で繋がれているとワンワンとうるさい。
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いざ仕事。
おっ!さすが、仕事となると静かになった。
この写真の直前に目の前の白いバックに手をのせて
「これ。なんか食いもん入ってるでぇ。」
と検査官の顔を見た。

確かにバックの中には持ち込み禁止の食べ物が!

褒美に餌をもらう。

興奮して検査官に飛びつき、尻尾を振って興奮。
「もっとくれー!」
またワンワンと吠え出す。

あれ?
これって、ひょっとしてすごい腹をすかせたタダの犬?!


プエルトモンは思った以上の都会。
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イメージでは潮の香り、かもめの声が響く小さな港町だったのだが。
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こんなわけのわからんモニュメントもあり、
ちょっと残念。

ホテルに荷物をおいて早速、魚市場へ。
プエルトモンに来た理由は他でもない、
うまい魚介類をたらふく食べたいからなのである。
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船の造りって国によって全然違う。
この辺のはみんな色がカラフル。
ほとんどが木造船。FRPの船なんてみないなぁ。

市場に着。もう夕方だったので開いている店はまばら。
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これがガイドブックでアナゴの仲間と紹介されているコングリオ。
これ、どうみてもアナゴとは違うようなぁ、深海にいそうな形だし、
と思って調べてみると、やっぱり全然違う。
アシロ目に属し、有名なところではイタチウオなんかと同じらしい。
やっぱり深海の魚だった。
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干した貝なんかも売ってる。

今日の夕ご飯はこの市場にある食堂にて。
Jさんがの情報をもとにあるお店へ。
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これはクラント。
魚介だけでなくソーセージや肉なども一緒に煮込んである。
もなか後ろで、
「写真なんかいいから早く食べさせろ!」(笑)

ボリューム満天でうまい。煮汁をたっぷりかけてくれるのがうれしい。
魚介と肉の旨みを混ぜてもうまいんだなぁ、と新たな発見。
と思ったが、よく考えると日本にもありました!
魚介系豚骨ラーメン。
実はそれ自分達が一番気に入ってるラーメン。
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こちらはソパデマリスコ。魚介類のスープ。
ちょっとクセがある。スープの香りがライトなクサヤっぽい。
でもそれが旨みでもあり、コクでもある。うまい!
きっと魚介を食べつけない欧米人には理解できないだろうな。

そういえば、プルトモンでは欧米人バックパッカーはあまり見ない。
おいしい魚を食べにいこう!なんてのりは日本人ならではなのかも。

両方とも大盛りで2500ペソ(=450円)。
やっぱいいなぁ、プルトモン。

苦しいぐらいおなかがいっぱいになり、
腹ごなしに市場周辺を歩いていると、
海に巨大な黒い影!巨大な魚?
100kgは確実に超えてる!

(これ釣りたいけど自分のタックルじゃ獲れないない..
また道具を完璧にして再トライか..)
と瞬時にいろんなことを考えた。

しかしよく見るとそれはアシカ(だと思う...)。
アイスランドやパタゴニアでも見れなかった鰭脚類。
パタゴニアでは見に行かなかっただけだけど。
こんな都会の市場の裏の海で見てしまうとは!
嬉しいけど、残念な気もする..

怪しげなオヤジが来て、
「いいか、そこで待っとけよ。」
どこからか魚のアラがたくさん入った袋を持ってきた。
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「いいか、見とけよ。」
海に投げる。オヤジの目、とても怪しい。
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すーっと巨体が魚のアラに近づいてバク!
骨ごとツルっと麺類でも食べるかのように平らげる。
オヤジはどんどんアラを投げるが片っ端から飲み込んでいく。

だからこのアシカはここから離れれないんだ。


目つきがやばいなと思ったオヤジはやはり、
「金くれ!」だと。
楽しんだので1000ペソ(≒180円)を渡したが後悔。
現地の相場を考えると金額も多かったし(1000ペソでウニが1パック買える!)
また日本人を狙ってこんなことを繰り返すかもしれないからだ。

はじめからいくらって決めてフェアにやればいいのに。
インドにいた頃だったら絶対に渡してないか、
お金が必要かを確認してたなぁ。
パタゴニアに長く滞在していたので気が緩んでた....

バスターミナルでサンチャゴ行きのバスターミナルに行くと、
日本人のK姉さんとばったり会う!
彼女とは不思議な縁でパラグアイのコロニイグアス、
カラファテ、エルチャルテン、そしてプエルトモンでばったり会っているのだ。
(その後もう一度、同じバスターミナルでばったり会った!)
南米は広いようで狭い!またどこかでばったり会おう!と別れた。

11re15225.jpg
バスターミナルに張ってあった、これ、
なんだと思います?

チリの地図。

国が長すぎて3分割してあるんです(笑)
長すぎなんじゃ!ってツッコミたくなる。
きっとチリではこの地図が普通なんだろう。



翌日、また市場へ。
早い時間に出向いて食材を買う。
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ウニはその場で開けているのを選ぶ。

サーモンの半身を買うがこれが1kg以上もあった。
貝類も買いたかったが二人じゃ食べきれないので、
今日はウニとサーモンだけ。

スーパーで野菜を買う。
プエルトモンは魚だけでなく、野菜も新鮮。
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露天商がたくさんあり、野菜がみな艶やかでみずみずしい。
パタゴニアは土地が肥沃ではないので、
なかなかこんな野菜はなかった。

この日の夕ご飯は....
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海鮮丼!!
といってもサーモンとウニだけだけど。

サーモンの脂ののりかたが半端じゃない!
うまい!
と思ったのは最初のほうで、
さすがにここまでギトギトだと、
最後の方はちょっと厳しくなってきた..
玉ねぎで口の中をリセットしながら食べる。

プエルトモンのサーモンは実はすべて養殖ものらしい。
そもそもここでは天然サーモンが獲れない。
日本が技術を提供して養殖が盛んになったとか。
日本も親切?だと思ったらそれは違うかも。
日本でチリ産のサーモンたくさん売ってます。
安くで輸入したかっただけ?

ウニは文句なし。
皿に山盛りのウニを2人でペロリと平らげる。
寿司屋のカウンターで見かけるウニが入っている
四角い木の容器が二つ分くらいの量かなぁ。
それで450円ほど。日本じゃありえません。

そんな感じ魚介類を満喫。
でもまだまだ食うぞ!ということで、
プルトモンの南西に浮かぶチロエ島に向います。



****************** 旅 情 報 **********************


●交通

バリローチェ→プエルトモン

バス  TAS-CHOAPA社

9:00発翌17時頃着(所要時間約8時間)

80アルゼンチンペソ/1人(≒1920円)

他にも3社あたったが値段はすべて同じだった。


※換算レート 1アルゼンチンペソ=24円


●宿泊

プエルトモン

Hostal Mar

住所 :Vicente Perez Rosales 105 Puerto Montt
TEL :715545

ダブル、トイレシャワー付、キッチン、Wifiフリー
12000チリペソ/1室(≒2160円)

おすすめ度★★★☆☆

バスターミナルを出て右、大通り沿いに歩いて最初の信号を渡る。
海を背にして進み、三本目の道を左に曲がると正面に大きな看板が見える。

上記の部屋、13000ペソと言われるが交渉して12000ペソに。
バストイレなしならダブルで10000ペソ。
短い滞在だし部屋が広いのでバストイレ付きにした。

キッチン、Wifi付きで宿を探すもなかなか見つからなかった。
みんな宿探しに苦労するそうだ。
ウシュアイアで一緒だったJさんから紹介してもらったここが
探した中で唯一キッチンとWifiがあった。
(Jさんありがとう!)
宿の人も感じがいい。

Wifiはじめ使えなかったがルーターをリセットしたらできた。
充電電池が内蔵してあるルーターなので、主電源を切って、
さらに電池も取り出さないとリセットできない。

ベッドは寝心地がいい。
キッチンは宿の家族と共有なので少し気を使う。
付属のバスルームは狭い。


※換算レート 1チリペソ=0.18円
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2010.04.14[水] 海鮮三昧は続く~チロエ島~

さらにおいしい魚介類を求めて、
そしてのどかな小さな町に行きたくて
チロエ島のカストロを目指す。

プエルトモンからバスで4時間ほど。
同じバスだったおばちゃんの宿に決め、
早速、おいしいシーフードが食べられそうなレストランを探しに。

カストロは思ったよりも都会だった。
町の中央には広場があり、多くの人で賑わっている。
うーむ、ちょっと残念。

おいしそうなレストランがなかなかない。
観光シーズンも終わりだからか?
レストランはどこも人が少ない。

1時間以上歩いて客が少し入っているとこに決めた。
メニューを見ると一品1000円ほどから。結構高い...
こっちのレストランは量も多いし、
おいしくないかもしれないので、
メインをもなかと2人で1品頼んだ。

こちらでよく食べられているコングリオ。
直訳するとアナゴになるらしいが、
アナゴとは全く違う魚。
とても親切なレストランで二人でシェアすると伝えると、
二つの皿に分けて出してくれた。
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これで1/2人前。十分ですな。
これがうまい!
白身だけどしっかりと味があってジューシー。
身がプリッとしていて鮮度も良さそうだ。
こりゃチロエ島、期待できそうだ。


翌朝は自分だけ早起きして釣りへ。
果たしてチリの島でルアー投げたらどんな魚が食ってくるのか?
ひょっとして1投1匹の入れ食い?
妄想しながら海辺へと早足に向う。

歩き回ってようやく良さそうなポイントを見つけるも
はじめてすぐに暴風雨。っつーか、こりゃ嵐だ。
全身びしょ濡れだわ、ラインが風にとられるわで釣りにならない。
わずか7投で撤収。ついてねーなぁー....

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昼になると青空が見えてきた。
うまい魚介類を求めてもなかと市場へ。
地球の歩き方の地図に記してある市場の位置が全然違い、
(よくあることです)
人に聞きながらようやく到着。
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おーなんか賑やかだぞ!
町としてはよっぽど大きいプルトモンの
アンヘルモの市場より活気あるかも?
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1つの店舗に野菜やら干し貝やら衣類やらなんでもありだ。
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羊毛?から糸を紡ぐおばちゃん。
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こんなとこにも数独が!
そして表紙の姉ちゃんはきっと、これぞアジア!
というモデルなんだろう。
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もちろん魚もありまっせー
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貝類も充実。
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このアジでか!!!
見た目は日本のマアジそっくり。
でもデカイのは60cm超えるかも。
釣ってみてぇー!!!!

買い付けをする前に、腹ごしらえ。
でもアンヘルモと違って食堂が少なく、二階に1軒のみ。
しかも綺麗とは言えない。

とりあえず試しに食べようと、
唯一の魚介類メニュー魚のフライを一人前注文。
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出てきたのメルルーサのフライ。でか!
しかもこれがうまい!
カリッと揚がってて、
身がプリプリで脂のってる。臭みなし!
サラダとパンがついて400円ほど。

そして買い付けに。
値段を聞いてみる。

ウニ1パックいくら?
1000ペソだよ。(≒180円)

カキは1キロいくら?
1000ペソさ。

ハマグリっぽいのいくら?
1000ペソよ。

ぶどう1キロいくら?
1000ペソじゃよ。

全部1000ペソかい!
ここは1000ペソショップか!

とにかく安いのだ。
ウニ2パック、カキ2kg、ハマグリっぽい貝3kgを買う。
食べきれるのか?
重さのほとんどは貝殻の重さだから大丈夫なはずと言い聞かせる。

宿に戻り、夕食の準備が始まるまで自分は釣りへ。
遠くの岬に釣り人らしき人影を発見。
おそらく5~6km先だが、頑張って歩く。
10re15245.jpg
海沿いにひたすら歩く。
50分ほどで到着。やはり釣り人がいた。
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さっそく彼らに魚が釣れる。なんじゃこりゃ?
アイナメの仲間か?でも口が小さい。
バリバリのフィッシュイーターじゃなさそう。
とにかくルアーを投げてみる。
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はじめてすぐに日が傾き始める。
ウシュアイアでは8時まで明るかったのに。
北へ来たのを実感。

パタゴニアでは釣りたい魚を追っかけてたけど、
こうやってはじめての場所で何が釣れるかわかんない釣りも楽しい。
そういえばこの旅ではそういうスタイルがメインだった。

タイのタオ島でのハタ、スコットランドやフェローでのポラック。
アイスランドのタラもおもろかったなぁ。
この旅での釣りを思い出していた。

ゴン!ジグの動きを止められる。
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やったー!なんか変なやつ釣ったどー!
これはさっき餌釣りの地元民が釣ってたやつとまた違う種。
こっちの名前忘れたけどニシスズキってやつかなぁ?
ちょっと食べるには小さいのでリリース。

UZUのこのジグは何も情報もないはじめての場所で必ず使う。
飛距離も出て広範囲探れるし、
前重心のヒラヒラフォールで口を使わせやすい。
パタゴニアのトラウトはジグで食わせるの難しかったけど、
このジグだけはレイクトラウトに口を使わせた。
そういえばトルコ、黒海のホウボウにもよく効いた。
これからも各国の海で頼りにするだろう。

時間が来たのでまた50分歩いて宿へ。
夕食は昼に仕入れた海産物でこんな感じに!
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ハマグリっぽい二枚貝のワイン蒸し(パクチーを散らしてチリ風に)
、生うに、生ガキ。
ちょっとワイン蒸しは蒸しすぎて身が硬くなってしまった。
でも下にたまったスープが絶品だった。
ウニもうまかったし、とくにカキが最高。
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小学生の足サイズ。すんごいミルキー。
ビールと白ワインがすすんでいい気分。
チロエ島、すばらしい!


翌日はプエルトモンに戻る日。

昨日の貝を残しておいたのでそれで昼ごはんを。
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ボンゴレ風のパスタ!
今日は煮すぎず身がやわらかくできた。
スープも最高!

だが、パスタがイマイチ。粉っぽい。
なかなか完璧にはいかない。
でもスープが旨いので夢中で食べて一気に完食。
腹を満たしてバスターミナルへ。

プエルトモンに着いてサンチアゴ行きのバスを押さえ、
出発までの時間、自分はアンヘルモの市場へ。
まだここにはやり残したことがあった。
それは、

「ピコロコを食す。」

こと。
ピコロコとは巨大なフジツボでうまいと評判だ。

もなかは連日の生もので腹の調子が良くないので自分だけ市場へ。
端から食堂を回って「ピコロコ?」と聞いてまわるが、
返事はNOばかり。

見かねたある食堂のおばちゃんが、
その周辺にあるすべての食堂に聞こえるように、

「ピコロコー!!!」

と叫んでくれた(笑)
一斉に振り向いた店の人たちは、一斉に首を横に振る。
誰かがあっちへ行ってみろと、別棟の食堂を指差す。

すると、あった!
ワクワクして待つ。来た!
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あれ?これってカメノテじゃねぇ?
確かにカメノテにしてはデカイが、
写真で見ていてた巨大フジツボではない。
まぁ同じ蔓脚類だけど....これもピコロコっていうのかなぁ?
何も知らない観光客だと思って騙されてんじゃないだろうか?

残念だがとりあえず食う。
きちんと火が通ってない。
所どころ冷たく、凍ってるところもある。

でも....すんげーうまい!

カメノテは食べたことあるが
こんな身のぎっしり詰まってるのははじめて。
食べるとエビカニの旨みに煮たスープがジュワーっと出てくる。
でももし騙されてたら悔しいので、
あまりおいしそうな顔をせず一気に食べた(笑)

巨大フジツボは次回の課題としよう。

これから夜行バスで14時間かけてサンチアゴ、
都会は疲れそうなのでスルー、
そのままバスを乗り換えて、
また夜行バスで23時間かけてカラマへ。
バスで2泊3日の大移動の予定だ。
高齢バックパッカー大丈夫か?

その記事は次回に。


****************** 旅 情 報 **********************

●交通

①プエルトモン→カストロ(チロエ島)

バス QUEILEN BUS社

12:45発16時30分頃着(所要時間約4時間)

5000チリペソ/1人(≒900円)



②カストロ(チロエ島)→プエルトモン

バス  CRUZ DEL SUR社

13:45発17:30頃着(所要時間約4時間)

5300チリペソ/1人(≒950円)

行きに使ったバスよりこちらのほうがやや綺麗で早い気がした。



●宿泊

カストロ(チロエ島)

Hospedaje Familiar

Orfilia Ortega Perez

住所 :Ignacio Serrano 486
TEL :(65)63-3304
Email:orfilianortega@hotmail.com

ダブル、トイレシャワー別、キッチン、Wifiフリー
8000チリペソ/1室(≒1440円)

おすすめ度★★★☆☆

カストロへ行くバスの中でやさしそうなおばちゃんに
声をかけられたので行ってみた。
大きな看板などないのでわかりにくい。
上記住所のパブがある建物の先の黒い門を入っていく。
家庭の一室に泊まるホームステイ的な感じ。
値段も安い。英語は通じないがおばちゃんはとてもいい人。
ベッドもしっかりとしていて清潔、毛布なども十分にあり、
ベッドに入っている分には寒くない。
シャワーの湯量が少ない、部屋に暖房がないのが残念。

2010.04.17[土] チュキカマタ銅山~カラマ~

南米のバスが寝やすいのか?
それとも自分がバスに慣れてきたのか?
最近、バスでもよく寝られる。
13時間以上だが、寝ていたらあっという間にサンチアゴ着。
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都会は広くて移動も大変だし、<人が多くて疲れるのでスルー。
そのままカラマ行きのバスへ乗り換える。
さらに23時間のバス移動。

カーテンから差し込む強い日差しで目を覚ます。
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こんな光景が広がっていた。

何もないパタゴニアから、徐々に緑が増え、
人家とブドウ畑が増えてきて、再び何もない砂漠へ。

チリは細長いので、長距離をバスで移動すると、
景色の変化が面白い。
目を覚ますたびに全く違う世界が広がっている。

寝起きに「おー!」と驚いて、またすぐに寝る。
そしてまた起きて驚く。その繰り返し。

合計37時間を越えるバス移動を終えて無事カラマ着。
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砂漠に地帯にある寂れた町かと思いきや、
平日の昼間から多くの人で賑わいとても活気がある。
チュキカマタ銅山があるからか?

カラマの郊外には世界最大の露天掘りの銅山、
チュキカマタ銅山がある。
もなか曰く、高校の地理でも習ったそうだ。
自分も地理だったが全く覚えていない...
こんな旅行をするならもっと真面目に勉強すれば良かった..

翌日、そのチュキカマタ銅山見学ツアーに。
寄付金1人1000ペソ(≒180円)を求められるが、
ツアーは無料。

ゲートで立派なバスに乗って展示物のある建物へ。
まずは、銅山についての説明がある。
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スペイン語と英語で説明してくれる。
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これが銅の鉱石。グリーンが綺麗。

説明が終わると、敷地内をバスで走り回る。
見たこともないような巨大な重機が走りまわる。
働く車が好きな男の子は大興奮間違いなし。
6re15259.jpg
これはかつて使われていた重機。
これを操作するには12人も必要らしい。
今は技術が進歩して1人で操作できるものがあるので、
こいつは引退したとか。
7re15254.jpg
ここが、世界最大のの露天掘りの現場!
想像以上の大きさで大迫力。深さが1kmもある。
正直いままで見たどの遺跡より迫力がある。
まぁこれだって人が作ったものだから
「未来の遺跡」と言ってもいいいのかも。

写真じゃ大きさが伝わらない。
写真の左、真ん中より少し上にある煙を吐いている黒い粒が、
8re15261.jpg
この車。
これも人から離れたところを走ってるので大きさがわかりにくいが、
タイヤの大きさが、
9re15250.jpg
このくらい。
このタイヤ、56/80R63というサイズでミシュラン製。
車に詳しい人ならこの表示の異常な数字に笑えるはず。
最後の数字がタイヤの内径で普通車は12~16インチぐらい。
63って!!!
金額は1本30万~40万もするらしい!
車は日本のコマツ製かドイツ製。

あるサイトの質問コーナーで、
「現時点で車種を問わずに最も安全な車を教えて下さい。国産車限定で宜しく。」
というのがあり、
「コマツの採石場用ダンプカーが一番大きくて重いので一番安全」
という回答があり笑ってしまった。

確かに少々の落石にも全く動じないだろうし、
衝突すれば相手が粉々になるだろう。
燃費はガソリンタンクに穴のあいた車より悪いだろうが....

ツアーではヘルメット着用を義務付けられている。
10re15263.jpg
自分は頭がデカイ上に顔が長いので、
ヘルメットが本当に似合わないと自覚している。
欧米人にも笑われた。
11re15252.jpg
強い日差しと砂埃で白く霞んで見えたのが印象的。

その辺に落ちているグリーンの銅の鉱石を
穴があくほどにじいっと見てるマニアックな人がいたりして、
ちょっと普通のツアーとは違う感じ。
「大人の社会科見学」といったところか?
その雰囲気もまた新鮮で良かった。

コマツの大きな車を間近で見たかったけど、
まぁ無料のツアーだから贅沢言えないか。

12re15260.jpg
チュキカマタからカラマまでの帰り道。
道路は綺麗に整備されている。

カラマに戻ってからすぐにサンペドロアタカマに向い、
そこからボリビアのウユニへ抜けるツアーに参加する予定。

ツアー中はUPできないし、ウユニでのネット状況もわからないので、
更新が遅れるかもしれません。
ではまた!


****************** 旅 情 報 **********************

●交通

①プエルトモン→サンチアゴ

バス  PULLMAN BUS社

20:30発翌10時頃着(所要時間約13時間30分)

9000チリペソ/1人(≒1620円)

プエルトモンからサンチアゴ行きのバスはかなりの便数がある。
10社に聞いたところ、この日(日曜日)のセミカマでの値段の幅は
7000~25000ペソとかなり大きい。
表示していないブースもあるので聞き込みが必要。
日によっても値段が大きく変わるようだ。

ほとんどが夕方から夜10時頃までの出発。
PULLMAN BUSは大手で値段が手頃だったのでここに決めた。
しかしバスは古くてやや狭く、イマイチ。
会社によっては出発の1時間前から値段を下げるので、
ターミナルでぎりぎりまで待ってみるのもいいかも。

②サンチアゴ→カラマ

バス  Flota Barrios社

14:16発翌:00着(所要時間約時間)

20000チリペソ/1人(≒3600円)

地球の歩き方にあるより相場は安い。
午前の便はほぼ売り切れ。
時間が比較的早く値段も安いここにした。
バスの出発時刻は30分以上遅れたが、
バスは新しく綺麗。


●宿泊

カラマ

NATIVO HOSTEL

住所 :sotomayor 2215
TEL :310377
Email:cmartinez@nativo.cl

ダブル、トイレシャワー別、Wifiフリー
16000チリペソ/1室(≒2880円)

おすすめ度★★★☆☆

カラマは安い宿を見つけるのが大変。
かなり聞きまくって一番安いところがここだった。
満室だと断られたところも結構あった。宿も少ない。
宿や宿の人の雰囲気は暗いが、
シャワーもちゃんと出るし特に問題ない。

●ツアー

チュキカマタ銅山見学ツアー

行き方は地球の歩き方にある通り。
カラマからのコレクティーボを降りて、
駐車場で待っていると綺麗な見学用バスが14時頃来る。
歩き方には事務所のオフィスで手続きと書いてあるがしなくてもOK。
バスに乗るときに名前やパスポート番号を書く紙を配られるので、
それに記入、提出するだけ。

チュキカマタ行きの黄色いコレクティーボは本数が少ないので、
時間に余裕を持って行った方が良い。自分達は20分以上待った。
料金は少し値上がって1500ペソ。

2010.04.20[火] 砂漠に囲まれた町 サンペドロデアタカマ

カラマから約1時間、何もない砂漠を走り続けると、
小さな集落が現れた。サンペドロデアタカマだ。

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中心部は意外とツーリスティック。
土産物店、ツアー会社などが並び旅行者に声をかけている。
でもそれはほんの一角で、少し歩くと、
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民家が並ぶ静かな通り。
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犬ものんびり昼寝。

この町に来たのはボリビアのウユニ湖に抜けるツアーに参加するため。
アタカマ周辺にも月の谷などの見所はたくさんある。
今回はそれらのツアーには参加せず体を休めることにした。

というのも、ウユニに抜けるツアーは標高4800mの高所を走り、
初日の宿泊もその標高にある。
多くの人に高山病の症状が現れるという。

ちょうどキリマンジャロの山頂アタック前日に泊まった山小屋と同じ標高。
食欲がなくなり、食べても吐いてしまうし、
気持ち悪くて眠れなかった嫌な記憶がある。

出来るだけ体力を温存して高所に備えるのだ。
キリマンジャロでの経験をもとに、
食欲がなくても食べられそうなフルーツ類を購入したりもした。

しかし一日中宿でのんびりももったいないので、
手軽に歩いていけるプカラ遺跡に行ってみた。
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町から5分も歩けばこんな感じで人気がほとんどない。
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さらに5分歩くと家はなくなり広大な大地となる。
目指すプカラ遺跡は3km先だが、
さえぎるものがないので見える。

どこから水を引いてくるのだろう?
幅2mほどの水路があり結構な水量で勢いよく流れている。
カラマからアタカマまでは完全な砂漠で、全く緑がなかったのに、
この辺は低い木と草がまばらだが茂っている。

遺跡には旅行者が数人いるだけで、閑散としていた。
山の斜面に石積みの壁がたくさんある。
斜面を登る。勾配はないがすぐに息が切れる。
アタカマの標高は2500m。空気が薄いことを実感。
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丘の上からの景色は素晴らしい。
左奥に見える綺麗な形の山は火山、リカンカブール山。

草木が、あるところから突然なくなるのが面白い。
人家があるのは緑のあるところだけ。
サバンナの水場に動物たちが集まるように、
人間も水のあるところに集まる動物ということがよくわかる。

宿に戻ってゆっくり過ごす。
翌日から高山病と戦いながらのウユニツアー。
できるだけ早くUPします。

****************** 旅 情 報 **********************

●交通

カラマ→アタカマ

白タク?

所要時間約1時間

2000チリペソ/1人(≒360円)

チュキカマタ銅山からホテルに戻り、
16:30発のアタカマ行きバス(Frontera del Norte社)に乗ろうと
ターミナルに歩いて行く途中に白タク?に町で声をかけられた。
車には一緒に銅山ツアーに行ったスイス人が乗っており、
彼女は銅山のコレクティーボ乗り場でその車に乗ったらしい。
バスで行くと2500ペソでしかも1.5時間かかる。
楽だしこちらにした。

チュキカマタ銅山ツアーを終えて、
アタカマに向う人は銅山のコレクティーボ乗り場で
アタカマ行きのタクシーを捜してみてもいいかも。
荷物はホテルに取りに行けると思う。


●宿泊


サンペドロアタカマ

INTIPARA HOSTAL

TEL :(55)(56)-563398-851221
Email:intipara@sanpedroatacama.com

ダブル、トイレシャワー別、キッチン、Wifiフリー
14000チリペソ/室(≒2520円)

おすすめ度★★★☆☆

TUR BUSのオフィスからLicancabur通りを東へ、
1本目のTocopilla通りを左に曲がって、50m進んだ右側。

少々高かったが疲れてていたので二件目で決めた。
アタカマの相場では安いほうだと思う。
中心部からやや離れているからか人が少なくゆっくり出来る。
といっても、ツアーのオフィスが並ぶ通りまで10分もかからない。
部屋などの内装は綺麗で清潔。シャワーも問題ない。
中庭は日当たりが良く、椅子やテーブルもありリラックスできる。

プロフィール

ガク&もなか

Author:ガク&もなか
屋久島での島暮らしは最高だったが(島暮らし~漁師風~)二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国。現在、再び屋久島で生活を始めるためにガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行中。

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