そこへ行きたい

Date : 2009年08月

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2009.08.03[月] ダルエスサラーム

お久しぶりです!
ネット環境の都合ででしばらく更新できませんでした。
2人とも元気でタンザニアを楽しんでいます!

******************************************************************

ムンバイ空港午前3時30分発。
ナイロビ経由でダルエスサラームへ向かった。
眠い。安チケットの宿命です。


明朝、現地時間で午前9時、ダルエスサラームに到着。
空港を出て驚いた。
暑くない!
タンザニアはぎりぎり南半球。
今は雨の少ない乾期なのだ。
日差しは強いが風はひんやりとしてさわやか。
まぁそのような時期に照準を合わせて来たのだから当然のことなのだが、
ここまで快適とは思わなかった。

タクシーで宿へ向かう。
道路は日本車だらけ。
中古車も日本から持ってきてるようで、
業務用の車などは~工務店など会社名が漢字で書いてある。

幼稚園で使われていたバスをよく見る。
なんか窮屈そうだなと思ってよく見ると、
「定員 幼児38人」と漢字で書いてある。座席が小さいのだ。
黒人が小さな座席に肩を寄せ合って座っている。
そのバスに「なかよし」とひらがなで大きく書いてあった。
たしかに「なかよし」だ。


宿は交通の便や治安が良さそうなYMCAにした。
この後、さらに安いホテルを探そうと歩き回ったが、
アジアのように簡単には見つからない。
宿の数が圧倒的に少ないのだ。
アジアに比べると旅行者も少ないのだろう。
結局YMCAに長居している。

ダルエスサラームは首都だけあって都会だ。
インドから来たのですばらしく清潔な町に感じる。
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うんこ落ちてない!ションベン臭くない!



そして親切な人が多い。
道を尋ねると、
「おい、~どこか知ってるか?」
とその人が近くの人に聞き、
その様子を見てまた他の人が立ち止まる。
そうやっていつの間にか人が増えてなんだか大ごとになり、
みんなであっちじゃねーか、いやこっちじゃねーかと
一生懸命考えてくれるのだ。


タンザアでの食事。
一番自分たちが心配していたこと。
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こんな感じで大皿に入っている。
炭水化物の量が多い。

これが結構おいしい!
米がアジアのものに比べて圧倒的に日本のものに近いのもうれしい。
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こちらはヒラアジの類。
おいしいけど醤油と大根おろしが欲しくなる。
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この緑のはキサンブと呼ばれる野菜の料理。
バターの風味が食欲をそそる。
これを食べている時にもなかに異変が!
どうやら中にあった唐辛子を食べたようだ。
もなかは辛いものには強いはずだがかなりつらそうにしている。
しばらくの間、胃袋にその存在がはっきりとわかると言っていた。
そのままホテルに帰ってダウン。
恐るべし、アフリカの唐辛子。
自分は辛いものに弱いので気絶の可能性あり。
要注意です。

タンザニアのプロ、しまりんさんに教えていただいたボンゴヨ島に行ってみた。
しまりんさんはもなかが会社の近くのスポーツセンターで
偶然に、運命的に出会った方で、
なんとタンザニアに住んでいたことがあるのだ。
タンザニアに行こうと思い立ったのも、
彼からタンザニアの良さを聞いていたからである。
ボンゴヨ島も何とかの歩き方的なガイドブックには載っていない。

まずはバスでムササニ半島へ向かい、
バスを降りて三輪バイクタクシーでスリップウェイと呼ばれる船着場へ。
そこから小さな船で4~50分でボンゴヨ島に着く。
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市街地からちょっと行くだけでこの海!!
すばらしすぎる!

そして当然、ガクはここで竿を振ろうと企んでいたわけである。
ぶっちゃけわしは海水浴やビーチでのんびりなんぞどうでもよい!
魚がルアーにガッボと食いついてくれればそれだけで幸せなんじゃー!
到着して間もなく、ニヤニヤしながらパックロッドを組み立てようとしたその時、
もなかが、
「ここって釣りして大丈夫なの?」
と不吉なことを口にした。

そういえば入島料なるものを払った。
ってことは保護区である可能性もある。
ふと見ると10m先に看板が!!!!終わったと思った。
もうその看板見たくないって思った。
ほんの少しの可能性を信じて勇気を振り絞り、重い足取りで見に行く。
無情にも2行目にいきなり書いてやがった。

DON'T COLLECT ANY LIVE AND......

チーン。終了。

仕方なく?シュノーケリング。
きっとルアーで釣れそうな魚なんていないさ。
潜って魚見て、釣りしないで良かったって思おう。

........
フエダイ、ハタ、カマスの類。
ルアーで釣れそうな魚がウヨウヨ。

そりゃー保護区だもんな......

仕方なく?魚を観察して楽しむ。
砂浜から20mも沖に泳げば、クマノミ、チョウチョウウオ、
ヤッコ、ウツボの類が数多く見られる。

ビーチもきれいで平日のせいか人も少ない。
気持ちを切り替えて、
泳いだり、のんびりと本を読んで過ごした。

首都から小一時間でこんなところにこれるとは。
さすがアフリカ大陸。



8月3日にはもなかのお母さんとダルエスサラームで落ち合い、
今回の旅の最大のイベントであるサファリツアーに参加します。
次回はその報告をしまーす!


******************* 旅 情 報 **********************


●交通:①ムンバイ(3:10AM)→ナイロビ(6:35AM現地時間)
     所要時間約6時間。ケニアエアウェイズ。
     トランジットエリアから出なければトランジットビザ不要。
    ②ナイロビ(8:05AM)→ダルエスサラーム(9:20AM)
     所要時間1時間15分。

    ①、②あわせて1人30000円くらい。空港税など込み。
    ebookersというイギリスのウェブサイトから購入。
    クレジットカードを利用したが、パスポートとカードのコピーを
    メールに添付しなければならなかった。
    

●入国:黄熱病の予防注射をしたという証明書(イエローカード)とビザが必要。
    ビザは空港で取得した。やや時間はかかったが(20~30分)、
    帰りの航空券、写真などを提出しなくてもよいので日本で取るより簡単。
    50$が必要。
   
●宿泊:YMCA
    P.O.box2086 Maktaba St.

    TEL:2122439

    おすすめ度 ★★★☆☆
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ダブル、ファン付、バストイレ共同(水シャワー)、朝食付で1万7000Sh(≒1120円)
繁忙期(8月~)は2万5000sh(1750円)。
部屋は広く、清潔、風通しが良い。電源あり。外鍵はない。
中からも鍵で閉めるのでちょっとめんどくさい。
方々へ行くバスが集まる郵便局前のバス停が近いので便利。
まわりも人通りが多く、オフィス街なので治安が良さそう。
しかし、この時期に水シャワーはちょっと大変。
まあ安宿はどこも水シャワーのようだが。
1階にネット、食堂、売店がある。
ネットはスピードが遅い。
食事は安くて味はまあまあ。
売店ではビールも売っている。



ボンゴヨ島

●交通:郵便局前からMASAKI行きのバスに乗って、
    バスの乗務員や客に行き先を告げて降りるところを教えてもらう。
    250sh(≒18円)。
    そこから三輪バイクのタクシーでスリップウェイまで2000sh(≒140円)。
    交渉すればもっと安くなるはず。
    道さえわかればバス停から歩いても行ける距離だが、
    このあたりは治安が良くないらしいので歩かない方がいい。

    スリップウェイ→ボンゴヨ島
    行き 9:30 11:30 13:30 15:30
    帰り 10:30 12:30 14:30 17:00

    1人25000sh(≒1750円、入島料10$込み) 高い!
    船外機で沖に係留してある船に乗り込む。
    所要時間4~50分。

●レンタル料

    マスク&シュノーケル 3000sh(≒210円)
    パラソル(木と葉で作ってあり大きくかなり涼しい) 5000sh(≒350円)  
    チェアー 1500sh(≒105円)

    ビーチに店があり、ビールやジュースの飲み物、簡単な食事もできる。

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2009.08.14[金] ンゴロンゴロ保全地域へ

たびたびお久しぶりです!
しばらく更新が滞っていたのでいっきに更新します!



8月3日、ダルエスサラームの空港であーるママさんこと
もなかのお母さんと合流、翌日、アルーシャへ向かった。
アルーシャで1泊、いよいよ待ちに待ったサファリツアー出発!

ドライバー件ガイドのピーター、
コックのマイコーがホテルまで迎えに来てくれる。
2人ともタンザニア人。
ピーターは、
「おはようございます、私はピーターさんです。」
と挨拶。日本語を操る楽しいおっちゃんだ。
そして、イコーはキリンのような長いまつ毛が特徴で、
笑い上戸でやさしい兄ちゃんだ。
楽しい旅になりそうだ。

まずはンゴロンゴロ保全地域へ向かう。
「ン」から始まる名詞はアフリカでは珍しくない。
ンズーリ=元気です
ンディズィ=バナナ
など。ここでは
「しりとり」は成立しないのだ!!!

んなこたぁどうでもいいか...

アルーシャから2時間半、ゲートに到着。
駐車場にはサファリ用の4WDがずらりと並ぶ。
8割がトヨタのランクル70系だ。

なぜか我々の車だけハイエース....
大丈夫?


ピーターが手続きを終え、
まずは保全地区内のSIMBAキャンプサイトで昼食、
テントや食料などの荷物を降ろす。
ここが今夜の野営場所だ。

ンゴロンゴロ地区は火山の噴火でできた広大なクレーター。
南北16km、東西19km、深さは600m。
キャンプ場はクレーター外縁の山の上にある。
急な下り坂をゆっくりと進み、
いよいよクレーターに降りるのだ。
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クレーターを見下ろすと竜巻が見えた。
竜巻はいたるところで見られた。
思い切って中に入ると竜巻が集めたお札が拾えるらしい(笑)。
しかし、砂ぼこりで一瞬にして体の色が変わるらしいが。

最初に迎えてくれたのはシマウマ!
「おー!シマウマだ!」
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みんなのテンションがいっきにあがる。

動物園でしか見たことのない美しい動物が野生で自由に生きている。
頭ではわかっていてもまだピンとこない。
飼育係がどこかにいるような気がしてしまう(笑)
こんな動物が太古の昔からここで生き続けていること。
日本で生まれ育った自分には、
それが当たり前のように思えるには時間がかかりそうだ。
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こいつは自分から車に近づき、ニヤニヤと笑いかけてきた。

一番多かったのがこちら。
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ヌーだ。
壮絶な大移動をすることで知られている。
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よく見ると不思議な生き物だ。
(ヤギ+牛+馬)÷3といったところか。

そして車が小さな池に近づいていく。
池の中央部に大きな黒い物体がたくさん見える。
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????カバだぁ!!!

遺伝なのか、もなか親子はカバ好きである。
みんなで大興奮。
当たり前のように池にカバがいる。
しかもこんなにたくさん。
ほとんど動かず、なぜか満員電車並に身を寄せ合っている。
時折「ブォー」とカバの出す重低音と「ブシュー」という鼻息が響く。

カバはこんな風に暮らしていたのか。
「カバを見に行きましょう。」
などの前フリなしに何気に車を池に近づけるピーターのガイドが心憎い。

池にはペリカンやサギの類など鳥が多くいた。
あーるママさんはバードウォッチャー。
みんなで図鑑を見ながら鳥の同定をして楽しむ。

遠くだったがライオン、ハイエナ、ゾウ、ダチョウも見ることができた。
トムソンガゼルやグラントガゼル、水牛はいたるところで見かけた。
そして帰る間際に見ることができたクロサイ。
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サイは密猟によって数が激減している。
こちらを警戒しているのか常にとの距離を一定に保っているように感じた。
やはり密猟のせいだろうか。
もちろん自分の勝手な思い込みなのだろうけど、
広大なサバンナ、遠くでポツンと草を食べる姿が、
本当に寂しそうにみえた。


SIMBAキャンプサイトに戻るとすでに多くのテントが張ってあった。
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そしてマイコーが作ってくれた食事。
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うまい!
トマトソースの味付けも控えめで日本人好み、
特に最初にでてきた野菜のスープが最高だった。
かなり時間をかけて煮込んだのではないだろうか。

夜にキャンプ場の隅にあるトイレに行った時、
近くの藪からガサガサと音がした。
ピーターがハイエナがいるから気をつけて言ったのを思い出した。
恐る恐るライトを当ててみると....
シマウマの群れだった。

キャンプ場と言えどフェンスで囲ってあるわけではない。
今日見たライオンやハイエナがキャンプ場内に入ってくることも可能なのだ。
実際、こういったキャンプ場の近くで人間の子供がヒョウに襲われたことがあるという。

夜中、人が寝静まった真っ暗なキャンプ場を
ライト片手にトイレに行く時の緊張感。
キャンプサファリならではの貴重な体験だ。


そして夜は信じられないぐらい寒い!
恐らく10℃を下回っているのではないだろうか?
自分の持っている全ての服を着こんで対応した。

そして翌日はいよいよ広大な国立公園、セレゲンティーへ向かう!

2009.08.15[土] セレンゲティーVol.1

8月6日朝8時、ンゴロンゴロのSIMBAキャンプサイトを出発、
セレンゲティー国立公園へ向かう。

しばらくは霧が深くて視界が悪い。
クレーター外縁の山はこのような天気が多いらしい。
しばらくして霧が晴れ視界が開けるとなだらかな山々、
アカシアのまばらな林があった。

そして.....
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キリンの登場!

まだセレンゲティーまでは距離がかなりあるはずなので油断していた。
それだけに興奮した。
国立公園、保全地区といえど柵で仕切られているわけではないので、
どこ動物がいてもおかしくないのだ。

そして広大な草原の彼方に2頭のキリンが見えた。
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餌のアカシアもないこの草原でいったい何をしているのか?
この広大な草原をこのキリンたちは自由に動き回れるのだ!
彼らは本当に自由なのだ!
動物たちが本当にここで昔から暮らしているということが、
ようやく実感できた瞬間だった。


セレンゲティーのゲートに到着、手続きを済ませてからいよいよ公園内に。
さすが、セレゲンティー。次々と動物達と遭遇した。

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ゾウの群れ。
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子供は見た目だけでなく、動きもかわいらしい。

そして運良くチーターに遭遇!
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アリ塚の上で周囲に気を配る。
親子合わせて5頭のチーターがいた。
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頭が小さくすらっとしていてる。
世界最速の動物として子供時に憧れていた動物。
わくわく動物ランドを見ているわけではない。
当然最後にぬいぐるみのプレゼントコーナーもないのだ。

そして、なんと!狩りを始めたのだ!
狙いは近くにある池に水を飲みに来ていたウォーターバック。
3頭の子チーターが姿勢を低くしてストークする。
張り詰めた空気の中、多くの車がその様子を観察している。
そして、
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先頭のチーターが飛びかかった!

が、失敗。触ることすらできなかった。
母親らしきチーターはアリ塚の上で高見の見物。
子供たちの狩りの練習なのだろうか?



そしてそのすぐ近くの木の下にも多くの車が集まっている。

行ってみると、その木にいたのは
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ヒョウである!
これも見るのが難しいと言われる動物。
今日は本当にラッキーだ。
仕草など猫そのもの。
おなかをさすればゴロゴロと甘えそうな気がしてしまう。



ライオンは頻繁に見かけた。
大抵の場合、木陰でゴロゴロと昼寝をしている。
百獣の王だからこそサバンナでこんなにリラックスできるのだ。
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車の窓を開け2~3mの至近距離から観察できる。
撮影中に自分がやや急な動きをとってしまった。
するとライオンがとたんに身構え、瞳孔が開き、
いつでも飛びかかれるような体勢をとった。
一瞬ヒヤリとして体が硬直。
ピーターに「ライオンは時に危険だから気をつけて。」
と忠告された。


この日の野営はニャニキャンプサイト。
夕食の時間が近づくと鳥やマングースが集まってくる。
残飯狙いだ。
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これはテリムクドリ。よく見かけた。
人が近づいても逃げない。

この日もマイコーのおいしい食事を頂き、
お気に入りのビール、castleを飲む。
ピーターがタンザニアで生活する「ブッシュマン」の話をしてくれた。

彼らは服を着ないし、家も持たない。
真っ暗闇でもよく目が見え、夜でも弓で動物を捕らえるらしい。
食べ物は焼いた肉とフルーツだけ。
肉は一切調味料を使わずただ焼いて食べるだけ。
どんな肉でも食べるがハイエナだけは食べない。
ブッシュマンは亡なった人にキリンの油をつけて置いておく。
するとハイエナが来て食べるという。
火葬でも土葬でも風葬でもない、ハイエナ葬なのだ。
そしてその生活を今でも続けている。

他にも信じられないようなエピソードをたくさん話してくれた。
彼は日本のテレビ局のブッシュマンの取材に同行し、
それらを目の当たりにしたという。
恐るべしブッシュマン。
チャンスがあれば数日だけでも生活を共にしてみたいものだ。

翌日は終日セレゲンティーをサファリドライブ。
どんな出会いがあるか楽しみだ。

2009.08.16[日] セレンゲティーVol.2

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ニャニキャンプサイトに昇る朝日。
朝ごはんを食べてキャンプサイト出発。
今日は終日、セレンゲティーをサファリドライブ。
主な動物は前日に見ることができたので、
今日は鳥を中心にじっくりと観察しながら回る予定だ。


鳥を観察、同定しながらゆっくりと走っていると、
池の近くにシマウマの大きな群れを発見。
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池でで水を飲みたいようだが、何か様子がおかしい。
しきりにある方向を見ながら少しづつ、少しづつ池に近づく。
何かを警戒しているようだ。
シマウマの視線の先には....
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何がいるかわかるだろうか?
中央部を拡大してみると....





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そう、ライオンだ!
漫画のようにシルエットがはっきりとライオンなのがかわいくて笑える。
これは面白いことになりそうだ。
ライオンは水辺にシマウマを追い込んで捕らえようと企んでいるようだ。
しばらくここで観察することに。


シマウマはかなり警戒しながら本当に少しづつ、
少しづつ水辺へ移動する。
ライオンンはまだ遠くにいるのに、
あまりにもビビッているので情けなく思えてくるが、
仕方あるまい、彼らには命がかかっているのだ。

ようやく水辺にたどり着き、おどおどしながら水を飲む。
まだまだライオンは遠くにいるので大丈夫なはずなのだが、
何かの物音にびっくりしたのだろう。
突然水辺から走って撤収!
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ドドドドドーッツと凄い足音と砂煙。
そして様子をうかがいながらまたじりじりと池へと近づく。

そうこうしているうちに、
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百獣の王登場。すごい貫禄。
いつの間にか近くに来ていたようだ。
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車など少しも怖がらず、というより集まってきた車を利用して、
身を隠しながらシマウマへ忍び寄る。
木陰でゴロゴロ寝ているときはわからなかったが、
筋肉が凄い。特に前足と肩がムキムキである。
車から窓を開けて観察していたが、自分達の車に体が触れるか触れないか、
ぎりぎりのところを歩いていった。
手を伸ばせば届く距離。
ライオンがゆっくりと過ぎさった後に、その空気の動きを肌で感じるほどの距離。
自分は草食動物系の顔をしてるしあまり刺激するとやばい(笑)..と思い、
微動だにせず息を殺して眼球だけでライオンを追った。
すごい緊迫した時間だった。

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ライオンはシマウマの様子を常に見ながら、
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時には姿勢を低くして忍び寄る。


しかし、シマウマはそれに気づいたのか、池から徐々に離れ、
ライオンの狩りは失敗に終わった。
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やってもうた....

シマウマに跳びかかるライオンの雄姿が見れなかったのは残念だったが、
野生でしか経験できない緊張感は味わえた。
いやー面白い!



その後も多くの動物を至近距離で観察できた。
ンゴロンゴロに比べると動物が車を怖がらないようだ。
resize0464.jpg
この子キリンは車のすぐそばまできた。
resize0456.jpg
エックス!


resize0465.jpg
ゴマバラワシ。
トムソンカゼルの子供程度ならさらっていけるらしい。
足の爪の周辺は血が染み付いて赤くなていた。


resize0466.jpg
アフリカハゲコウ。
少し前に千葉の動物園から逃げ出して大騒ぎになったやつだ。
レンジャーの居住区周辺に多く見られた。

岩場にはこんなやつもいる。
resize0458.jpg
アガマトカゲ。
これは子供の頃、爬虫類図鑑で見たことがあった。
大きいものは50cmくらいある。

resize0459.jpg
ハイラックス。これはまだ子供。
こいつらはなぜかみんな笑っている。
大人もみんな笑っている。
思わず自分も笑ってしまう。
愛すべき動物だ。


日が傾き始めたので、
大満足でニャニキャンプサイトへ戻った。






この日の夜中、ライトを持ってトイレに向かった時のこと。
一応安全を考えてもなかと2人で行った。
半分寝たままの状態でフラフラとトイレに向かう。
するとトイレの一番近くにはってあったテントから
欧米人が自分達にこう言った。

「今トイレの後ろにハイエナが3匹いた!
 危険だからトイレには近づくな!
 早く自分のテントに戻れ!」

それを聞いて目が覚めた。
礼を言ったあと、ハイエナを刺激しないように、
同じペースでゆっくりと自分のテントに戻る。
背後からハイエナが襲ってくるシーンが頭をよぎる。
キャンプサイトの周辺は真っ暗な茂み。
その茂みからハイエナが自分達を見ているような気がする。
今日のシマウマの気持ちが少しわかった。

ハイエナは他の動物の獲物のおこぼれをもらうイメージがあるが、
実は狩りが上手いらしい。
ライオンがハイエナの獲物を横取りすることも珍しくないという。
自分がハイエナに狩られ、意識が朦朧としている状態で
ライオンにバトンタッチなんて考えただけでも恐ろしい。
後でピーターに聞くと、ハイエナも人間が怖く、人間を襲うことはまずないらしいが...

翌日はアルーシャ方面に一気に戻り、
午後はマニャラ湖国立公園でサファリの予定だ。

2009.08.17[月] マニャラ湖国立公園

ニャニキャンプサイトを早朝に出発、
アリューシャ方面へ車を走らせる。

途中、マニャラ湖が一望できるポイントに。
1マニャラ湖004m
この日にサファリドライブをするところだ。

5時間後にムトワンプ村のキャンプサイトに到着。
荷物を降ろして昼食を済ませ、マニャラ湖へ。

2カバ065m
湖から上がって昼寝するカバ。
ここは車から降りて観察できるポイント。
このカバを撮影中にそれ以上近づくなと注意される。
カバは怒らせるとかなり危険な動物なのだ。

そして他の場所で見られなかったディクディクに遭遇。
3ディクディク104m
写真ではわかりにくいがかなり小さな動物。
高さは30~40cmほど、片手でひょいと持ち上げられるサイズだ。
目がクリッとしてかわいすぎる。
これなら部屋で十分に飼える。
持って帰りたい!

今までの場所と違って森が茂り、水が豊富にあるので鳥も多く見られた。
4鳥032 - コピーm
これはハイガシラショウビン。
鮮やかな色が目を引く。
魚ではなく虫を捕まえていた。

5鳥134m
これはサイチョウの一種。
名前を忘れてしまいました。
あーるママさん教えてください!

そんな感じで今までとは違った環境でのサファリを
楽しんでキャンプサイトに戻った。

翌日はムトワンプ村を散策、ガイドが村人の生活を紹介してくれた。のんびりと、ゆっくりと村に流れる時間。
子供達が写真撮ってー!と追いかけてくる。
でもいざカメラのレンズを向けると緊張で顔が強張ってしまうのがかわいい。


これで全ての日程を終え、アリューシャに向かった。
ガイドのピーターとコックのマイコーは仕事をやり終えた達成感からか、2人とも良い笑顔だ。
この旅も終わりなんだなと実感する。
マイコーの作るご飯は最高だったし、
ピーターのガイドも気配りが感じられて素晴らしかった。
ホテルに着くとあーるママさんが2人にチップをはずみ、
さらに2人は上機嫌、みんなで抱擁し合って別れた。

いやー、サファリツアー、最高でした!



翌日、ダルエスサラームに戻るバスからアフリカ最高峰、
キリマンジャロが見えた。
平らなピークを雲の上に覗かせる姿は圧巻である。
あのピークから見る景色はどんなに素晴らしいことだろう.....

次の目標はこれだ!

とうことで、またダルエスサラームから10時間バスに乗って、
キリマンジャロの麓にあるモシという町に来ています。
明日から登山へ出発です。

またしばらく更新できなくなりますが、
良い報告ができるように頑張ってきまーす!

****************** 旅 情 報 **********************



●交通:ダルエスサラーム⇔アリューシャ
    Scandinavian Express のバス
    8:30発 19:00着(所要時間11時間)
    往路も復路も同じ出発時間。
    24000sh(=1680円)

  ダルエスからはカリアコーマーケットの南にある  
  Scandinavian Express専用のターミナルから出発する  
  ので便利。チケットもここで買える。
  ウブンゴバスターミナルも経由する。

●ツアー:Yembi Adventure Ltd.
Tel:2921113
E-mail:yembi@africaonline.co.tz
HP:www.yembitz.com


プロフィール

ガク&もなか

Author:ガク&もなか
屋久島での島暮らしは最高だったが(島暮らし~漁師風~)二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国。現在、再び屋久島で生活を始めるためにガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行中。

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