そこへ行きたい

Date : 2009年12月

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2009.12.02[水] アンカラ

アンカラに着いたころには薄暗くなっていた。
オトガル(バスターミナル)からアンカライ(モノレールっぽい乗り物)、
地下鉄と乗り継ぎ、安宿街のウルスへ向かう。

アンカラはトルコの首都だが、もともとは小さな地方都市。
急速に開発されたため、いわゆる大都市でパッと見は日本の都会の風景と大差ない。
つまり、見所が少ない。

それゆえ観光客が少ない。
地元の乗客が自分達をもの珍しげにジロジロと見る。
子供は遠慮がないのでこちらをジーッと見つめて目をそらさない。
アジア人の凹凸のない顔がとても珍しいのだろう。
道を教えてくれたある青年には「一緒に写真を撮らしてくれ」と頼まれた。

人に道を尋ねても英語が通じない。
でも一生懸命に身振り手振りで教えてくれる。

自分はたくさんの見所がある観光地より、
何もないけど観光客慣れしていない街の方が旅をしてて楽しく感じる。
「他の国にお邪魔してる感」がとてもエキサイティング。
何が起こるかわからない。
さらに客引きもいないし、物価もイスタンブールより安い。

暗くなってしまったので一軒目に入ったホテルに宿を決め、
近くのレストランへ。

店頭ではいくつもの鳥が丸ごと串に刺してあり、
ぐるぐると回りながらあぶられている。
表面の皮がパリッといい色に焼けている。

メニューは全てトルコ語。最初の方に
 
Kuzu kelle(1/2)  5.50TL
Kuzu kelle (tum) 11.00TL

と書いてあったのでこれは鳥に間違いないと1/2を注文。

しかーし!来たのはこれ!
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匂いと見た目でわかった。

「鳥の丸焼きハーフ」 → 「羊の頭ハーフ」

である。
右下のは羊の目玉、右奥に脳みそ。
見た目、匂いとも今までの食べたものの中でダントツ。
2009年度グロンプリ受賞確定。

自分はラムは好きな方だが、こいつは手ごわかった。
あまり深く考えると食べられなくなるので、勢いで平らげた。
まぁ豚足のような感じでプルプルとした皮脂に旨味がある。
が、見た目と匂いが邪魔してその旨みを楽しめない。
かなりの上級者向けであった。

まだまだ修行が足りませぬ。

皆が迷わず注文している鳥の丸焼きが
自分のテーブル前を通り過ぎるたびに釘付け。
なんてうまそうなんだ...

注文する前に確認するべきだったが、
まさか世の中に「羊の頭ハーフ」なんて料理があるなんて思わないよ!
イスタンブールの観光客向けの店ならまずないメニューだろう。

うむ、でもこんなとこがエキサイティングでたまらないのだ。


宿に帰って翌日のブラジルビザ申請へ向けての準備。
書類に必要事項を書き込み、ブラジルの旅の予定表など作る。
終わったのは真夜中だった。



翌朝、ブラジル大使館へ。

まずは近くのカフェで朝ごはん。
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ポアチャと呼ばれる調理パン。
表面がサクッと焼けて香ばしい。
チャイ(茶)と合わせて二人で210円也。

次にネットカフェで必要書類をプリントアウト。
しかし、PCはトルコ語表示しかなく操作が難しい上に、
昨夜作ったファイルを開けない。
さらにブラジル行きのEチケットのファイルが壊れていたりと前途多難。

結局1時間半かけて書類をプリント、ようやく大使館へ。
人に聞くとバス1本で行けることが判明。
しかも今日まで国民の休日でバス代はタダ!
バス停を降りて人に聞いてしばらく歩いて...

緑のブラジル国旗発見!

しかーし!
今日は国民の休日で大使館は休み。
ブラジルなんだから関係ないんじゃね?
という自分の楽観的予想はいつものようにはずれ。
もなかが予想していた通りになった。

「まぁ今日はバスもタダだったし、予行練習ということで。」

いつも自分が楽観的に物事を考えてしまう理由は、
何が起こってもプラスに考えて落ち込まないからなんだと思う。
失敗することが怖くないのだ。
これは決して良いことではない。
失敗したことをすぐに忘れ、また同じ失敗を重ねるからだ(笑)

だからデカイ魚が獲れないんだよ、自分は.....

帰りにクズライというアンカラで最も栄えている地区を散歩。
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うーむ大都会ですな。
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やはり大都会ですな。

明日はブラジルビザ申請本番。
多くの世界一周旅行者が苦労しているブラジルビザ取得。
スペインで取るのが普通でトルコで取ったという話は全く聞いたことがない。
果たして取得なるか?

****************** 旅 情 報 **********************

●交通

イスタンブール→アンカラ

バス METORO
 
9:30発15:30着(所要時間6時間)
32TL/1人(≒1920円)

バスターミナル(エセンレル オトガル)で
3つのバス会社に値段と時間を聞いたところ、
ここが一番高かったが、出発時間が一番早かったためここにした。
他の二つは20TL、25TL(SES)だった。
両者ともはじめの言い値より安くなったので交渉する価値あり。

急ぐなら船でハレムガラシュに行き、そこからバスに乗った方が早い。
どちらのターミナルに行くにも市街地からかかる時間はそうかわらない。
エセンレルを出たバスは45分かけて、一度ハレムガラシュに寄るからだ。



●宿泊

アンカラ

OTEL TASCIOGLU

住所 : Hacibayam Cad.Etizafer Sok.No.2 Ulus ANKARA
TEL : (0.312)310 74 10

ダブル、ホットシャワー、ヒーター、トイレ共同
30TL/1室(≒1800円)

おすすめ度★★★☆☆
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最初はこの部屋は40TLと言われ、シャワーなしの30TLの部屋にした。
寒い!と訴えたらヒーターの効くシャワー付のこの部屋に同じ値段で変えてくれた。
本来は52TLらしい。
後日、連泊するからもっと安くしてくれと交渉するもダメだった。

建物は古い。清潔度はふつう。
レセプションのおじさんが3人いるが、全員英語が全く通じない。
トイレはトルコ式だが水洗で紙が使える。
シャワーは湯になるまで時間がかかるが、
湯温、湯量ともは申し分ない。


行き方

ウルスのアタテュルク像の交差点を東へ。
坂を数分上って最初のやや大きな通りを左へ。
ミニバスがたくさん止まっているのが目印。
すぐに右前方にHOTEL ULUSが見える。
HOTEL ULUSを過ぎてすぐ、細い路地を右に曲がって一軒目、食堂向かい。
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2009.12.03[木] ブラジル大使館へ

昨日の予行練習?のおかげでブラジル大使館までスムーズに行けた。
連休明けだからさぞかし混むだろうと開館と同時に到着。

誰もいない....

確かにトルコとブラジルの接点を見つけるのって難しい。
しかもなんとトルコ人はビザなしでブラジルに行ける。
ここでビザを取るのはトルコ在住の外国人か
自分達のような旅行者だけなのだ。

ほとんど待たずに対応してくれた。
ブラジルから出るチケットを持っていなかったが、
入国までに取るということであっけなくOK。

「明日の4時~5時に取りに来てください。」

早っ!最低3日はかかると思っていたのに!
なんかうまく行き過ぎてる。怖い...

明日、受け取るまでは油断大敵。
どんな落とし穴があるかわからない。
でも書類を受理したってことはビザ取得はもうそこまで。
もしここでビザが取れると今後の行動が自由になるので、
ここで取れる意義は大きい。
自分達の大きな悩みの種だったし。

晴れやかな気持ちで大使館を出た。


後は待つのみ。
まぁでは観光でもしますかということで、
数少ないアンカラの見所、アンカラ城跡に行く。

小高い丘にあるので、そこからアンカラの街が一望できるらしい。
苦労して急坂を上るが....
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残念ながスモッグのようなものがあって遠くまでは見渡せなかった。
しかし、城壁で囲まれた古くからある街は散歩していて楽しい。
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人々が普通に暮らしている。
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商店で見つけたキャベツ。でかっ!
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石畳の古道を人々が行きかう。
アンカラにもこのように古くからの街が残っていたのだ。
石畳の道が終わりに近づくとお土産屋がポツポツと現れる。
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土産屋の前で夕日を見つめる招き猫。その右手は何?
城壁をくぐって外へ出ると豆屋がずらり。
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豆一筋60年。(くらい?)貫禄が違います。

急な下り坂を降りて、宿の周辺、ウルス地区を散策。
どこの店も店主が声を張り上げ、活気のある街だ。
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市場を発見。
野菜、果物、魚、肉、お菓子のお店がずらりと並ぶ。
野菜はどれも新鮮でみずみずしい。
アンカラは内陸だが海はそう遠くない。
魚も張りがあってきらりと光り、どれも鮮度がよい。

つやのいいおいしそうなみかんを1kg買った。3TL(≒180円)。

これがうまい!日本でもこんなみかん食べたことない。
ジューシーで果肉の一粒一粒に張りがあり、
口に含むとプチプチっっとはじける。
やさしい甘さが後をひき、2人で1kgをぺろりと平らげた。
明日は2kg買います!

イスタンブールではまったいわしのフライの屋台もある。
その屋台にあった写真。
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この子供は魚が大好きになったか、
もしくは魚を見るのもいやになったかのどちらかだろう。
良く見ると口から生のイワシが出ている。
ちょっとやりすぎっしょ?

トルコ式麻雀に明け暮れるおじさん達。
床屋ではスライムみたいな緑のどろどろしたものを顔中に塗られている客。
初めて目にするものばかりでいくら歩いても飽きない。
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気づくとあたりは暗く、スモッグで霞んだ月が明るくなってきた。
宿へ帰る。

明日はいよいよビザを取りに。
果たして問題なく受け取れるか?

2009.12.04[金] トルコで取るブラジルビザ情報

約束の時間、4時きっかりに大使館へ。

係りの女性が笑顔で現れた。好感触。

そして.....

ビザゲット!!!!

心配だった入国してからの期限もきちんと3ヵ月だし、
伝え忘れてったけどきちんとマルチプルになってたし。
もう完璧!

これを得るためにかけた労力が大きかった分、喜びもひとしお。
ブラジル行きのチケットも先に買ってしまったので、
もし取れなかったら...なんていう心配もしなくてよくなったし。

これでこれからの旅は自由だ!

ということでとても苦労したブラジルビザ。
取得の情報をここにまとめておきまーす!


取得ができたので、黒海沿いの小さな街に移動予定。
ネットカフェすらあるかわからないので更新は遅くなると思います。


****************** トルコで取るブラジルビザ情報 **********************

ブラジルのビザは取得してから3ヶ月以内にブラジルに入国しなければならない。
よって長期旅行者は他国で取る必要がある。
南米の近隣諸国では簡単に取れるところもあるようだが、
自分たちはフランクフルト発サンパウロ行きの安いチケットを見つけて購入したので、
南米に渡る前に取得しなければならなかった。
スペインで取るのが一般的なようだが、
領事館、大使館が込み合い、時間もかかるようなのでトルコで取得した。

しかし、トルコからヨーロッパに入って、
ヨーロッパに長くいる人には不向きだろう。
トルコにいるときにブラジル行きのフライトが
3ヶ月以内に決まっている人向けの情報です。


●場所

アンカラ ブラジル大使館

住所
Resit Galip Caddesi Ilkadim Sokak No 1 Gaziosmanpasa 06700 ANKARA
電話番号
(90-312) 448 18 40
E-mail
brasemb@brasembancara.org
Web-page
www.brasembancara.org
営業時間 
10:00~12:00 15:00~17:00

googleの地図ではここ↓
http://maps.google.co.jp/maps?q=39.896172,32.869914&num=1&sll=39.895804,32.871078&sspn=0.006295,0.006295&hl=ja&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&ll=39.896107,32.870632&spn=0.003712,0.010943&z=17

歩き方の地図では範囲が狭くて載っていない。
オトガルのインフォメーションセンターでもらえる大きな地図には
ブラジル大使館の所在するOSMANPASAの地区も載っている。
しかし、大使館の位置は記されていないので、
googleの地図とその地図を照らし合わせて場所をチェックすると良い。


イスタンブールにも領事館はあるが、そこでは取れないようだ。
イスタンブールの領事館に問い合わせたが、
アンカラに行かないと取れないと言われた。

アンカラの大使館に事前に何度もメールをしたが返事はもらえなかった。
問い合わせは電話か直接行くのが無難。


●行き方

ウルスからならアタテュルク像付近、CankiriCad.の西側にあるバス停から114番のバスにのる。
番号がいくつも書いてあるバスでも114が含まれていれば行ける。
一応、ドライバーにOSMANPASA(オスマンパシャ)に行くか?」と確認した方がいいかも。
クズライからなら同じ114番か112番のバス。

バスはバスの中の小さなカウンターで現金で払うタイプと
前売りのチケットを機械に通すタイプの二種ある。

二種類のバスの違いは未だによくわからない。
歩き方には「EGO」の表示があるかないかの違いと書いてあるが、
関係ないようだ。今まで8回乗って前売りチケットで乗れたのは1回。
チケットを持っていなかったので乗車できなかったことが1回あった。

前売りチケットはバス停近くの灰色の小さな売り場、もしくは地下鉄の駅で買える。
2回券が3.38TL。他には10回券、20回券があり割安。
このとき帰りのチケットも購入すると帰りがスムーズ。
帰りのバス停付近にはチケットを買う場所がない。
もし使わなくても地下鉄でも使えるので無駄にならない。
帰りのチケットを買っていなくてもカウンター付のバスを待てば帰れる。

降りるバス停は「G.OSMANPASA FILISTIN SOK./1 DURAK」
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ウルスからだと15分くらい。

バスを降りて進行方向に進むとすぐに大きな通りへぶつかる。
そこを右折すると急なのぼり坂になる。
上り坂を200mほど登ると左手にブラジルの緑の国旗が見えてくる。
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入り口はそこを過ぎて左に入った門。


●必要書類

英文はイスタンブール領事館の方が添付してくれた必要書類の原文です。


1(one) photograph, front-facing, light background.

写真。大きさは3cm×4cm。
特に撮影時期は指定されていない。
自分たちは日本で撮ったもの(半年以上前)を提出した。

② 
1 (one) completed visa application form.

申請書。
イスタンブールの領事館の方が添付してくれたものをプリントアウトして記入。
ブラジルでの宿泊先や勤め先の住所など
調べる必要のあるものが多いので事前に書いておくほうが無難。
歩き方にあった書式と同じなので
どこかの領事館や大使館のHPからダウンロードできるかも。


photocopy of the round-trip ticket or proof of onward travel, with travel agency stamp as validation.

ブラジル内の移動チケットなど。
自分達は、もちろんそんなのないから大体の旅程をエクセルで作って提出。
滞在都市名、滞在期間、交通手段とその会社名などを表にして示した。
もちろん、予定なのでかなりてきとう。
一応それでOKだったが、、
「これでビザは発給できるが、入国の際にはブラジルを出るチケットを見せないと入国できない」
と念を押された。

③ 
bank statement in the visa applicant's own name, for a minimum of 01 (one) year previous to the visa request, as proof of financial capability to cover the costs of the applicant's stay in Brazil.

ビザ更新日から一年以内の口座残高証明書。
新生銀行、イーバンク銀行なら無料で英語で作成、郵送してくれる。
ただし、登録している日本の住所にしか送ってくれない。
自分は父に日本から荷物と一緒にEMSで送ってもらった。
一年以内とあるので日本で準備しておいても大丈夫かも。
夫婦ならどちらかの名義のものが1つあれば良い。
いくらあればいいのかは不明。
日本で申請するときはは1人25万円以上らしい。



passengers arriving in Brazil must have a valid ticket as proof of intention to depart within the 3 (three) months, initial validity of the visa.

ブラジルへ行くチケット。
これはすでに予約していたEチケットをプリントアウトして提出。



Consular fee may vary, according to the nationality of the applicant.

申請料。日本人は1人US50ドル。ドル払い。



Passports must be valid for at least 6 (six) months after the intended date of arrival in Brazil.

パスポート。入国予定日から6ヶ月以上の期限があるもの。


●受け取り

3営業日以内。
自分たちは翌日の夕方取りに来るように指示された。
早い!



●トルコで取る利点

①人が少なく早い

スペインの領事館などは混むらしいが、
自分達が行ったときは他に誰もいなかった。
すぐに対応してくれるし、翌日に受け取れるのも人が少ないからかも。

②滞在費が安い

宿はドミトリーがないが、シングルでも20TL(≒9€)ぐらいから泊まれる。
ファストフードで済ませば一食300円以下。食費も安い。
書類などの不備で出直す場合も経費が抑えられる。

③条件が甘い

残高証明が1年以内とか、ブラジルを出るチケットがなくても発給してくれたりとか、
スペインや日本で取るより条件が甘いかもしれない。



****************** 追 加 情 報1 (2010/1/1)**********************

残高証明は必要ない?!!!!

トルコでブラジルビザを取得したZさんから、
貴重な情報をいただきましたので追記いたします。

1.残高証明

金融機関の発行した厳密な残高証明でなく、
銀行からメールに送られてくる口座の残高と
使用履歴をプリントアウトして代用したようです。

日本語の文書で名義が漢字のままだったが問題なかったとのこと。
以下のような条件が揃っていれば
残高証明の代用として成立するのではないかとのことです。

•口座残高
•口座残高の年月日(いつの口座残高)
•口座番号
•口座名義
•金融機関の名称


2.証明写真

証明写真を規定よりかなり小さいサイズ(縦横1cm以上小さい)で提出したが、
問題なかったとのことです。サイズはアバウトなようです。

Zさん、ありがとうございました!

2009.12.06[日] 小さな港町、スィノップ

ブラジルビザをゲットしたので早速アンカラ脱出。
目指すは小さな港町しスィノップ。
ガイドブックに載っている街の中で、
黒海沿いでかつ最も人口の少ないところという理由でここに決めた。
おいしい魚も食べたいし、黒海でルアーも投げてみたいみたいし。

まずは地下鉄とアンカライに乗ってオトガル(バスターミナル)へ。
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さすが首都のオトガル。
バス会社のカウンターがずらりと並ぶ。
トルコは本当にバスの交通網が発達している。
日本の2倍以上の面積だけど、
国の西の端から東の端まで5000円かからないで行けちゃう。


オトガルへ向かう途中、
「俺がオトガルまで案内してあげるよ!」と兄ちゃんがついてきた。
やっぱりトルコ人は親切だなぁと思っていたらなんだかちょっとしつこい。

どうやらアンタルヤという街にある自分のホテルへ泊まって欲しいらしい。
スィノップのチケット売り場までついてきて、
「なんでアンタルヤにしないんだ!」
なんてちょっと本気になって迫ってきた。
さっきまでいい兄ちゃんだと思ってた人が急変。

こういうときは無視に限る。目を合わせない。
何か言われても知らん振り。
相手のペースに巻き込まれないようにするにはこれしかない。
案の定、いつのまにか諦めていなくなっていた。

みんな本当に親切だから少し油断していた。
気を引き締めよう。

スィノップへは夜行バスが1本しかない。
苦手な夜行バス。自分はいつも寝られなくて寝不足になる。
そこでこいつを使ってみた。
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まくら。売店で150円。
これを使っている旅行者をよく見かけるので気になっていたのだ。

これが予想以上にいい!
使ってみてわかったけど、枕というより頭部固定具といったところ。
力を抜いても頭が動かないので良く寝られるのだ。

是非お試しあれ!



朝6時に着いた。バスから降りると磯の香りがした。
少し暖かくじめっとした潮風が港町らしい。

まだ早すぎるのでチャイを飲みながら
ポアチャを食べて時間を潰してから宿探し。
町の人が親切に情報や道を教えてくれる。
港町だけあって魚屋と猫が多い。

疲れていたし2件目に決める。
少し寝てから周辺を散歩。
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宿の目の前の港。
ずんぐりして重心が高そうな船が多い。
黒海は潮流が遅く、波もそれほど高くならないのだろう。

港の岸壁が低く海面が近い。
船が係留してあるところでも水深が浅いので、
満潮というわけではなさそうだ。
恐らく干満の差が少ないのだろう。
黒海は閉ざされた海だから月の引力の影響を受けにくいのか?

なんていろいろそれっぽく考えてみる。
テキトーなので信じないように(笑)
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港を歩いていると子供達が寄ってくる。
みんな「What's your name?」聞いてきて、
握手を求めてくる。
学校で習っているのだろうか。

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波止場から斜面に広がる街を眺める。船の色が特徴的。
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船には犬が寝ていた。ゆりかごのように揺れて気持ちよさそう。
海の向こうに霞んで見える山の稜線。
時間がゆっくりと流れている。空気もおいしい。
いいねぇ、この街。


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こちらは自分達の泊まった宿にいる看板猫。
こいつの甘えっぷりは猫好きにはたまらない。
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もなかの膝の上でスリスリ、モミモミ、ゴロゴロ。
あまりにも幸せそう。
見てるこっちも幸せになる。

しばらくはこの街でのんびりしたいと思う。
でも、グルジアにも行きたいので3泊ぐらいかなぁ?
明日は港で釣りをしてみっか。
なんか魚少なそうだけど....

****************** 旅 情 報 **********************

●交通

アンカラ→スィノップ

バス SINOP BIRLIK

ISTANBUL:(0212)658 1747
ANKARA:(0312)2440 744

22:00発6:00着(所要時間8時間)
35TL/1人(≒2100円)

オフシーズンだからか?
アンカラからスィノップに行くのはこれ1本のみらしい。
他のバスに比べると古い。トイレなし。
夜中に1回トイレ休憩がある。


●宿泊

スィノップ

YILMAZ AILE PANSIYONU

住所 :Terasane Carsisi No.11 SINOP
TEL : (0368)261 57 52

公園のほうから行くと、地球の歩き方に載っている
OTEL57を過ぎてすぐ、お菓子屋の角を左。

ダブル、テレビ付、トイレバス共同

30TL/1人(≒1800円)

おすすめ度★★★☆☆

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窓から黒海が望める。
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周辺にはロカンタなど多く便利。
部屋はそこそこ清潔。
ホットシャワーも問題ない。

2009.12.07[月] 日本人もびっくり!

スィノップ2日目。
まずはホテル移動。
最初のホテル、景色もいいし不満があったわけではないが、
近くにトイレバス付でもっと安いところを見つけたのだ。

そして昼ごはん。
気になっていた街角にある魚屋。
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活気がありいつも多くの客で賑わっている。
食べてみたかったニシンのような魚とイワシ。
でもたくさんおまけしてくれ、アジなどの他の魚を入れてくれた。
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これでなんと1TL(≒60円)!!!
かなり安くしてくれたみたい。
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お店で手際よくさばいてくれる。

それを向かいにある食堂へ。
ここには炭火のグリルがあるのだ。
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無愛想なおじさんが焼いてくれる。
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綺麗に並べられた魚達、
2人で食べきれるんだろうか?

そして、
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できたー!!もう焼いているときから脂がジュージューと
魚からしみ出しうまそうだった。

食べてみると.....なんじゃこりゃ!!
うますぎる!!!
おいしい魚を知っているはずの日本人もびっくり!

脂のノリが半端じゃない!
こんなうまい焼き魚、日本でもなかなか食べられない。

これに白飯と味噌汁があったら完璧なんだけどなー。
次回は食べやすいようにお箸と醤油も持ってこよう。

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店の外にいたかわいい犬。
チワワの血がはいってるのだろうか?
この街は犬も住民として可愛がられている。

お腹いっぱいになったので腹ごなしに釣竿を持って港へ。
Gsresize1075.jpg
土曜日ということもあり、港の岸壁は釣り客で賑わっていた。
20cmないくらいの小魚が結構釣れている。
魚の種類はなんだかよくわからないが、ガラタ橋でも釣れてたヤツ。



さっき魚屋で出会ったトルコ人も釣りをしていた。
彼は英語ができるので、魚を焼く店で通訳をしてくれたのだ。
技術者でアンカラから観光にやってきたらしい。

釣りをしながら彼と話をする。

そして彼が宗教の話をはじめた。
正直、あまりその方向に話を持って行きたくない。
無宗教の自分はとても気を使う。

いろんな国を旅して感じたのは、
日本ほど宗教に無関心な国はないということ。
冠婚葬祭などの時には宗教的な儀式をするが、
普段の生活では宗教を常に意識している人は非常に少ない。


「君の宗教は何か?」と聞かれてどう答えようか迷う。
とりあえずそんなときには「仏教」と言った方がよいと
聞いたことがある。

しかし、正直に特に宗教はないと答えた。

するとやはり、驚かれる。
「じゃあ死んだらどうなるんだい?」
「脳の働きが停止して人生が終わる。それだけだよ。」
「そんな考えは嫌いだね。イスラム教では死ぬということは永遠の人生の始まりなんだよ。」

(だからこうやって後悔しないようにやりたいことやってるんだよ。)

という言葉を飲み込み、釣りに熱中するフリをして
なんとなく話を切り上げた。
脳の動きが停止して...なんていうべきじゃなかった。
自分がどうこう言うべきことではない。

彼は信仰深く、時間になると堤防の上で祈っていた。
彼はこれまで彼の宗教を指針とし、支えとして生きてきたし、
これからもきっとそうだ。
自分は自分なりの考えで生きてきた。
両者とも幸せに人生を送っている。
それでいいじゃん。



着底したジグをしゃくろうとするとロッドに重みが伝わった。
久しぶりに感じる魚の躍動感。楽しい!
正体は....
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ホウボウの仲間だ!
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ホウボウってジグで釣れるんだぁ。
そういえば、釣り雑誌で外道で釣れた写真を見たことがあった気がする。
口もでかいし、小魚やらカニやらを食ってんのか?
でもさすがにしゃくってるときには食わないみたい。

この後、2匹追加した。
底からちょっとしゃくって、ひらひらとフリーフォール。
着底した時にがぶっ!

ホウボウイング、楽しい!
(言いにくっ!!)

宿にはキッチンがないので、釣れた魚は通訳のお礼にさっきの彼にあげた。
魚屋で出会ったくらいだから、魚が好きなんだろう(笑)
とても喜んでくれた。

ルアーで広範囲を探らないとホウボウは釣れないみたい。
堤防では自分しかホウボウが釣れていない。

地元の釣り人は興味津々。
どんなルアー使って、どうやって釣るのか、
みんなの熱い視線を感じる。
ホウボウがおいしい魚だということは知っているようだ。

照れくさいけど、ちょとうれしい。
釣り人ってそんなもん。

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子供達もホウボウを釣りたいらしく、
自分が場所を変えるたびについてくる。
そしてロッドの操作など一生懸命にまねる。

4時を過ぎると少し暗くなってくる。
イスラムの祈り、アザーンが街に響く。

今日はここまで。
次回はもっと良型を目指すぞ!


****************** 旅 情 報 **********************

●宿泊

スィノップ

KARAHAN OTEL

TEL : (0368)2610688

地球の歩き方にあるotel57のある通りを西へ(左に海を見ながら)
右に活気のある魚屋「HEVSIM BALIKCILIK」が見えたら右折。
すぐ看板が見えるのでその細い路地を右へ。

ダブル、トイレバス、暖房付。
20TL/1室(≒1200円)

おすすめ度★★★☆☆

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本来は30TLらしい。
もっと安い部屋はないか?と聞いたら、
同じ部屋を20TLにしてくれた。
夕方5時を過ぎると暖房、ホットシャワーが使える。
古い建物だがバスとトイレは改装したらしく新しい。
しかし、シャワーがあまり温かくならない。

プロフィール

ガク&もなか

Author:ガク&もなか
屋久島での島暮らしは最高だったが(島暮らし~漁師風~)二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国。現在、再び屋久島で生活を始めるためにガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行中。

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