そこへ行きたい

 

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2009.08.23[日] キリマンジャロ Vol.1

というわけでキリマンジャロでも登ってみっか、
ってな結構軽い感じでモシという街にやってきた。

キリマンジャロは標高5895m、アフリカ最高峰。
なぜこんな軽い感じで挑めるかというと、
「高山病さえ気をつければ、勾配は緩やかで登山初心者でも簡単に登ってしまうことがある。」
とガイドブックどで紹介されているからだ。

高山病はかなり危険だ。
実際、キリマンジャロでは毎月死者が出ているという情報もある。
しかし我々はこんな時のために日本で買っておいた対高山病の薬、
「ダイアモックス」を持っている。
あとは水をガブガブ飲めば完璧だ!
道具はツアー会社で全てレンタルした。


1日目

8月17日9時にホテルを出発。1時間ほどで登山口に着く。
今回のメンバーはガイド、アシスタントガイド、コック、
ポーター3人に自分達2人の計9人。
キリマンジャロではガイドの同行が義務付けられている。
ツアー会社で申し込むとこのように料理を作ってくれるコックと、
食料や水、荷物を運んでくれるポーターまでつけてくれる。
殿様登山ですな。

ゲートで支払いやリストへの記入を済ませてからスタート!
kil1.jpg
キリマンジャロ特有の植物達が目を楽しませてくれる。
kil21.jpg
これはエレファントフラワー。うむ、たしかに象だ。
勾配は緩やかで楽勝。
kil2.jpg
湿度が高いジャングルで木の表皮には苔がびっしり。
屋久島の森を思い出す。

ガイド達に荷車で運ばれる欧米人とすれ違った。
二輪車にロープでぐるぐる巻きにされて固定されている。
顔が土気色をしていてつらそうにしている。
重症な高山病だろう。
明日は我が身。これだけは注意しなければならない。

そして夕方にはマンダラハットに到着。
標高2729m。
ハットとは山小屋のことだ。
夕食を済ませさっさと寝る。
ダイアモックスという薬は利尿剤である。
水をガブガブと飲んでいるのでトイレに頻繁に行った。
トイレは別棟なので夜中に何度もトイレに行くのが大変。
しかもかなり寒い。


2日目

kil5.jpg

マンダラハットで朝を迎える。
朝ごはんを食べ出8時30分出発。

少し歩くとジャングルが終わり植物の種類が急に変わる。
kil3.jpg
木にまとわりついているコケのようなもの。
これをたくさん見かけたが、
これがどうしてもトロロコンブに見えてしまう。

もなかと日本食の話で盛り上がる。
おだしの効いたつゆにコシのあるうどん、トロロコンブをかけて...
唾液が口の中に広がった。
食べてぇー!!!!
アフリカへ来て日本食の禁断症状がではじめた。
インドもそうだったがここにはあっさりした食べ物がない。
ご飯と味噌汁、ぬか漬けだけでどれだけ幸せになれるだろう。
kil75.jpg
小川の流れる小さな谷沿いには必ずこの木が生えている。
英語で名前を教えてもらったが忘れてしまった。

夕方にこの日の宿泊地ホロンボハットに着。
標高は3780m、すでに日本のどの土地よりも高い。

マンダラハットでもそうだったが、日中は霧や雲で視界が悪い。
しかし日が暮れると雲が晴れ、空は満天の星空となる。
kil7.jpg
雲の様に見えるのは小さな星の集まり、天の川だ。
ここまでの星を見たのはいつ以来だろう?
鹿児島や沖縄の離島でこれに匹敵する星空を見ているはずだが、
もう5年以上も前のこと。
おそらく空気の透視度で考えればこちらの方が上だろう。
写真を撮っていたら体が冷え切った。
かなり寒い。トイレの水が凍っていた。

この日、自分の人生の記録を塗り替えた。
一晩にトイレ4回。ダイアモックス恐るべし。
まともに寝られない。


3日目

ホロンボハットで朝を迎える。
朝はまだ視界が良い。
kil8.jpg
丘の中腹から頭を出しているのがキボ峰。
そこに今回目指す最高峰、ウフルピークがある。

朝8時過ぎに出発。
しばらく歩くと植物の姿をほとんど見かけなくなった。
マウエンジ峰の裾野にあたる丘越えがかなり息苦しい。
酸素はかなり薄くなっている。
kil9.jpg
後ろに見えるのがマウエンジ峰。
緩やかな上り坂だがかなり苦しい。
とくにもなかの呼吸が荒くなっている。
つらそうだ。
kil10.jpg
そして目指すウフルピークのあるキボ峰に次第に近づいてゆく。
今日宿泊するキボハットがこの麓に見えてきた。
ハットからからキボ峰を登る登山道がうっすら見える。
目を覆いたくなるような急斜面。
この緩い坂道で息が切れているのに、あんなとこ登れるの?
最後がそんな急だなんて聞いてない!
そんなことガイドブックに乗ってなかった。
話が違うぞ?大丈夫か?

キボハットまでの最後の坂道。
もなかがかなり辛そうにしている。
休んで呼吸を整える時間が長い。
ガイドのジャスティスがもなかのデイバッグを持ってくれた。
明日からは急斜面、大丈夫だろうか?

キボハットに到着。標高4700m。
富士山より約1000m高い。
空気が半端なく薄い、そして寒い。
ハットを出てトイレに行くだけで大仕事である。

この日の夕食は早めだ。
なぜなら起床がこの日の夜10時半、
夜11時半にはピークに向けて出発するからだ。

6時間後にはこの低酸素の中、急斜面を登らなければならない。
栄養補給を十分にしておかなければ。
頑張ってミートソースを胃袋に詰め込む。

もなかは食欲がないようだ。
この高度までくるとほとんどの人が食欲がなくなるという。
胃腸が正常に働かない。これも高山病の症状のひとつだ。
自分は幸い、まだ大丈夫なようだ。
もなかに頑張って少しでも食べるように言ったが、
結局少ししか食べられなかった。心配だ。

そして夕方6時就寝。
起床まで4時間半しかない。どれだけ寝られるかが勝負。
頑張ってねるぞ!気合を入れてて寝にかかる。

しかし、寝袋に入ってすぐに胸がムカムカとしてきた。
どうやら自分にも高山病の症状が出てきた。
少し頭も痛い。寝て忘れようとするが、
酸っぱいものがのどもとまで上がってくる。
1時間ほど気持ち悪さと格闘、寝ようと頑張るが寝られない。
極寒のなかトイレまで行って食べたものをほとんど戻してしまった。

少しすっきりしたのでさあこれで寝られるか?
と思いきや今度はダイアモックスのトイレ攻撃。
その後2回もトイレに行った。
起床の時間が迫っている。
大丈夫なのか?

Comment

2009.08.24 Mon 08:54  

ちょうど日本では,「世界の果てまで行ってQ!」というテレビ番組で珍獣ハンターイモトがキリマンジャロ登山に挑戦という番組を放映していたので,景色も地名も高山病のつらさも非常によくわかります。
あんな所にまさか本当に登ってるとは…さすがに屋久島で鍛えたお二人はすごいなぁ!!
  • #hnjsXzio
  • ベイ子 
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2009.08.24 Mon 18:28  

>ベイ子さん
!!!!!!
実は登山からの帰り道、
「もし自分がテレビ番組のプロデューサーなら、
お笑い芸人に登らせる。
絶対笑えるリアクションがとれる。
イモトとか適任じゃない?」
なんてもなかと話してたところです。
考えることはみな同じなんですね。

その番組見てたいなー。
イモトのリアクションが気になる。
意外に簡単に登ってたりして....
  • #SFo5/nok
  • ガク 
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2013.03.28 Thu 11:30  承認待ちコメント

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ガク&もなか

Author:ガク&もなか
屋久島での島暮らしは最高だったが(島暮らし~漁師風~)二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国。現在、再び屋久島で生活を始めるためにガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行中。

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